“股関節の痛み”でお悩みの方へ股間節の痛みのしくみ 〜その1〜股間節の痛みのしくみ 〜その2〜ツライ股関節の痛みを改善するには!

「ツラくて、痛い股関節」は、どのようになっているのか!?

結論を申し上げます。
『硬くなっている!』
ただ、これだけです。

「えっ!?それだけ?」と思われたかもしれません。
はい、その通りです。
そして、これ以外に理由はありません。

専門的に申しあげますと、
「筋肉の拘縮」
「筋膜の癒着(ゆちゃく)」
「靱帯、関節包の線維化」

と、表現されています。

『硬くなる』と、なぜ痛みを感じるのか?

ここでは、「筋肉の拘縮(硬くなる)」「筋膜の癒着(ゆちゃく)」について説明します。

まずは、「筋肉の拘縮(硬くなる)」からご説明します。

筋肉は、細い糸状の「筋線維(きんせんい)」が束になってできています。

筋肉の構造図
筋肉と筋膜の図

筋肉は、細い糸状の「筋線維(きんせんい)」が束になっている

その筋線維の間に間質液(かんしつえき)という液体があり、その液体がサラサラの状態が軟らかい理想の状態といえます。
しかし、このサラサラの間質液が、ドロドロになると「拘縮状態の筋肉(硬くなった筋肉)」となります。

ドロドロの状態が続くと、老廃物等が「疲労物質」となって筋肉に残留し、さらに硬くしてしまいます。

軟らかい筋肉(筋線維)のイメージ図
緊張していない筋肉のイメージ図
筋線維の間質液が“サラサラ”の状態
↓↓↓
痛くならない
矢印
硬くなった筋肉(筋線維)のイメージ図
緊張している筋肉のイメージ図
筋線維の間質液が“ドロドロ+疲労物質”の状態
↓↓↓
ツライ股関節の痛み

 

“ドロドロ+疲労物質”“サラサラ”の状態にする
↓↓↓
『股関節治療の基本』

 

そして、筋肉が硬くなると“縮む力”が働きます。
これにより、筋肉の間を走行する血管を圧迫し細くします。

「正常な筋肉」
正常な筋肉の図

慢性的に縮む力が働いていない為、血流が良い状態。

「硬くなった筋肉」
硬くなった筋肉の図

筋肉が硬くなると縮む力が働き、それににより血管を圧迫し血流が悪くなる。

血管が細くなる事で、血流が低下し、体の各細胞に酸素が行き渡らなくなります。
つまり、細胞が酸欠状態に陥ります。

正常な筋肉の拡大図

正常な筋肉の拡大図

血管の太さも血流も正常なので、細胞に酸素が十分に行き渡っている。

硬くなった筋肉の拡大図

硬くなった筋肉の拡大図

血管が細くなり、血流が悪くなり、酸素が不足している状態。

こうなりますと、細胞から“発痛物質”が放出され、これに「痛みを感じる神経」が反応し、脳が痛みを感じ、ツライ股関節痛となるのです。

細胞が発痛物質を放出するイメージ図

細胞が発痛物質を放出するイメージ図

酸素不足になると、細胞は“ブラジキニン”や“ヒスタミン”という『発痛物質』を放出する。

発痛物質に「痛みを感じる神経(痛覚神経)」が反応したイメージ図
発痛物質に『痛覚神経』が反応したイメージ図

発痛物質に神経が反応することで、酸素不足を「痛み」として脳に知らせる。

まとめ

筋肉が硬くる
↓↓↓
血管を圧迫
↓↓↓
血流低下
↓↓↓
細胞が酸欠状態
↓↓↓
発痛物質を放出
↓↓↓
「痛みを感じる神経」が反応
↓↓↓
脳が痛みを感じる

 

「筋膜の癒着(ゆちゃく)」というもう一つの原因

次に、「筋膜の癒着(ゆちゃく)」について説明いたします。

筋膜は、筋肉が動くとき互いにズレるようになっており、いわゆる、“遊び”の役割をしています。
ですが癒着してしまうと、ズレることができなくなり、リンパ液や間質液の循環不良が起こり、水分が溜まったり、流れる方向が変わったりします。

筋膜の構造
筋膜の図

「筋膜」は深筋膜、筋周膜、筋上膜、筋内膜と様々な種類があり、お互いにずれ合う(滑走する)ようになっている。

 

正常な筋膜とリンパの流れの関係
正常な筋膜とリンパの流れの関係の図

筋膜の癒着もなく、リンパ液がスムーズに流れている状態。

また、老廃物の排出も悪くなり代謝も低下につながり、関節の動きを悪くし、筋肉や腱、靭帯、筋膜に負担がかかることで、痛みの原因になります。

「筋膜の癒着」は、無理に引き剥がそうとすると、さらに悪化する可能性があります。
また、強い力でのストレッチも非常に危険です。

これらを傷をつけることなく改善するには、血液やリンパの循環を考慮しながら、正常な筋膜を取り戻す安全な治療方法が必要になります。

癒着した筋膜の図
癒着した筋膜の図

筋膜が癒着し、リンパ液の循環障害が起き、筋肉の動きも悪くなる。

矢印
癒着した筋膜に対するアプローチ
癒着した筋膜に対するアプローチの図

「筋膜の癒着」を傷つけずに改善し、リンパ液の流れも回復する。

 

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