本当の痛みの原因なぜ、痛みを感じるのか?①なぜ、痛みを感じるのか?②どのような仕組みで痛みを感じているのか?①どのような仕組みで痛みを感じているのか?②どのような仕組みで痛みを感じているのか?③どのような仕組みで痛みを感じているのか?④からだが痛くなる原因(結論)慢性痛は、どうすれば治るのか?

痛みというのは、本当につらいものです。
こんなにつらいものなら、いっそ、痛みを感じなくしてほしい!

そう、思われる方もおられるでしょう。
では、ヒトが痛みを感じないとどうなるのか、違う角度から見ていきましょう。

「先天性無痛症」という病気があります。
これは、生まれつき痛みを感じる神経が無い為、まったく痛みを感じることがありません。
「痛み」そのものを知らないのです。

以前、この「先天性無痛症」の子供の写真を見たことがあります。
年の頃は、小学校3年生くらいの女の子で、車いすに乗っており、片方の手足がありません。
ケガをして、それが悪化し、壊疽を起こして回復の見込みがなく切断したためです。
もう片方の手足には、黒いしみがいくつか見られ、すでに壊疽を起こしています。
いずれは切断することになるかもしれません。
 
通常、このように黒いしみが一つでもあれば痛みが激しく、大変なはずですが、この子は平気な顔をしています。

「無痛」ということは、何かにぶつかっても、手足に物が落ちても、痛みという不快感がありませんから、それを避けることも、かばうこともしません。
ですから、自分の身体を危険なものから守るという学習もできません。

熱くなっているヤカンも、平気で触ります。
小さな傷があっても本人からの訴えがありませんから、発見が遅れ壊疽になってしまう可能性が非常に高くなります。

そして、このような子供は、長く生きる事はできません。

「痛み」それ自体は不快のものですが、身体で大変なことがおこっているという警告信号でもあり、とても重要な役割をしていることは、前回、書きましたが、「生命を守る」という点からもなくてはならないものなのです。

 

のむら整骨院 院長 野村晃生のサイン