「圧迫骨折の手術」の有効性は!?

骨粗鬆症の椎骨圧迫骨折に対する椎体形成術のランダム化比較試験

方法:
この試験では、骨粗鬆症椎骨圧迫骨折の苦痛を伴う131人の患者に、椎体形成術(68名)、または、対照群:模擬手術(63名)のいずれかを受けるようにランダムに割り当てた。

結果:
1ヵ月後、3ヵ月後で2つの群は同様の疼痛改善率であり有意差はなかった。
両群の間に痛み、及び、活動障害に差は見られなかった。

結論:
脊椎形成術をした患者の疼痛および疼痛関連障害の改善は、対照群の改善と同様であり、手術を支持する結果は得られなかった。

「A randomized trial of vertebroplasty for osteoporotic spinal fractures.」

そもそも、椎体の圧迫骨折が痛みの原因でない可能性の方が高く(実際に圧迫骨折でも痛みがなく気づかないヒトもたくさんおられます)、手術をしても痛みが取れない方もおられる事実を考慮すれば、「痛みの原因」は別のところにあると考えるのが妥当ではないでしょうか?

 

のむら整骨院 院長 野村晃生のサイン