腰部脊椎固定術の長期後ろ向きコホート研究

慢性腰痛診断を有する被験者(椎間板変性、椎間板ヘルニア、神経根障害)を、“脊椎固定術を受けた725名”と“保存療法を受けた725名”を比較した研究によると

手術患者の再手術率は27%
手術患者のうち、36%が合併症を有した
恒常的障害率は、手術群では11%、保存療法群は2%
手術後、毎日オピオイド(麻薬性鎮痛薬)を使用するようになった患者は41%増加
76%の患者が手術後にオピオイド使用を継続
総休職日数は、手術群は1140日で、保存療法群は316日
職場復帰も手術群の方が困難であった

という結果になった。

「Long-term outcomes of lumbar fusion among workers’ compensation subjects: a historical cohort study.」

手術をする方が圧倒的にリスクが高くなるという、少し極端ですが典型的な例です。

 

のむら整骨院 院長 野村晃生のサイン