坐骨神経痛を呈する椎間板ヘルニア患者を“保存療法”と“手術”とで比較

6~12週間、強い坐骨神経痛症状を呈する283人の患者をランダムに“手術群”と“長期の保存療法群”に振り分けローランド・障害者アンケートのスコア、足の痛みのビジュアルアナログスケールのスコア、程度回復したかを患者からの申告形式で調査。

椎間板手術は、どのタイミングが最適か?を調べるため、6週間以上に渡り強い坐骨神経痛を呈する患者に対しての研究でしたが、結果は、どのタイミングでも有意差はほとんどなく、また、手術群と長期保存療法群とでも有意差はほとんど認められなかった。(手術群は、ある程度の優位性を示すも一過性でしかない。)

「Lumbar disc herniation. A controlled, prospective study with ten years of observation.」

 

椎間板ヘルニアに限らず、脊柱管狭窄症やすべり症、分離症も同じような結果が世界中で報告されています。
腰部の手術は、必要な場合も確かにあるでしょう。
しかし、それは、ごく限られた状態(膀胱直腸障害、サドル麻痺、高所からの転落や交通事故などの最近の激しい外傷歴)の方のみになります。
リスクを犯してまで手術するより、適切は保存療法を行えば痛みやシビレは必ず改善するでしょう。

 

のむら整骨院 院長 野村晃生のサイン